『メモの魔力』要点・感じたこと

メモの魔力の要点・感想

『メモの魔力』を読んで、自分なりの要点・感じたことを書いていきます。

※僕は評論家ではないので本を評価することはしません。

Chan-NOB
みなさんが実際に本書を手に取るきっかけを作ることが目標です
この本は以下のような方にオススメの一冊です。
・メモ?は?意味ないでしょ。と思っている
・ただなんとなくメモを取っているだけで、全く活用できていない
・メモからどんどんアイディアが生まれることを知らない
・SHOWROOM創設者の思考を知りたい
「メモ?は?そんなの頭に入ってるし」と思ってる方は天才なので読まなくても大丈夫です。

まえがき

まずはじめに

突然ですが、みなさんはメモ取る派ですか?
取ならない派ですか?

Chan-NOB
僕はメモを取って放置する派です!
僕みたいな人多いのではないでしょうか?
その場の理解のためだけにメモを取る。
たいして見返しもしないのに、とりあえずメモを取る。
ちゃんと聞いている風を装うためにメモを取る。
そんなみなさん、今すぐそのメモ破り捨てましょう。
紙の無駄使いです。
「我がメモ、まじなんの役にも立ってないやん。貴重な紙資源浪費してすみませんでした。」
この本を読むとそう思えてきます。
自分のメモが恥ずかしくなってきます。
僕は読了後にこれまでのメモノートを破り捨て、地獄の業火へと放り込みました。
筆者であるSHOWROOM代表 前田 裕二さんは「僕にとってメモは生き方そのものです」というくらいのメモ魔。
例えば、ひとつの舞台や映画などを観賞したならば100枚程度のメモを残してしまうほどなのです。
もはやメモするために映画みてませんか?と言いたくなるほどであります。
しかし、前田さんのメモは僕のそれのように「ただテキトーに書いている」わけではないのです。
しっかりとした戦略・確立された手法によって書かれています。
するとどうでしょう?僕にとってはただの文字の羅列にすぎないものが、かけがいのない財産に変わるのです。
この差が同年代である前田さんと僕の差であり、現在の社会的地位の差、資産の差なのであります(泣)
もっと早くこのメモ術を知っていれば、僕の人生もう少し綺麗なお花が咲いていたことでしょう。
知らなかったことを悔やみ、できることならば前田さんよりも15年遅く生まれたかった。。。と憂いて、僕はこのメモ術を学びます。
この記事を読んでくれるみなさん、この記事よりも『メモの魔力』読んだ方が良いですよ。
少なくともこの記事にはメモを取るようなところはないので、そのお手持ちの紙とペンを机に置いてください。
それでは本編始まります。

『メモの魔力』要点・感想

メモの魔力の要点・感想

本書の要点は以下の通りです。

  1. メモは2種類に分別される
    ▶︎ 事実を記録するためのメモ
    ▶︎ 知的生産のためのメモ
  2. 「事実 → 抽象化 → 転用」が成功を導く
  3. 自分の人生の軸を見つけるためにメモを使おう

メモは2種類に分別される

筆者:前田さんによれば「メモは2種類に分別される」とのことです。

ひとつ目が「事実を記録するためのメモ」です

これは、自分の記憶を補助するための記録として情報を紙に書き残すことを意味します。
後に忘れてしまっても見返すことで詳細まで思い出すことができるのです。

全世界の99%くらいのメモはこの使われ方に終始するのではないでしょうか。
なので、世の中の多くのメモ術に関する書籍もこの能力を高めることに関するものだと思います。
Chan-NOB
もったいない。実にもったいない。
本書を読んだ僕は強気ですよ。
こんな調子に乗ったセリフさえ躊躇せずに吐くことができます。
それほどまでに本書のメモ術は強力なのです。
メモを事実の記録のみで終わらせるのはもったいないなと素直に思えるのです。
「知的生産のためのメモ」。
これがもうひとつのメモの姿であり、本書で重点的に取り扱われる題材です。
なんかカッコ良い響きですよね。
僕は技術者として知的財産(特許)活動なども行うのですが「知的生産のため」と聞くとなんだか心踊ります。
「楽に特許案考えられたりするのか?!」なんてふしだらなことも思っちゃいます。
でも、おそらくそれも可能だと思うんですよね。
「メモを取りながら知的生産を行う」そんな具体的な手法が本書には惜しみなく公開されているのです。

「事実 → 抽象化 → 転用」が成功を導く

メモが最も威力を発揮するのは”抽象化”だと前田さんは述べます。

前田流メモ術の根幹を担うのが”抽象化”なのです。

抽象化は「What」「How」「Why」という問いの型を用いて行います。

What型:目の前の現象を抽象化して言葉で表すもの

How型 :目の前の現象が持つ特徴を深く掘って考えるもの

Why型 :別のものに転用するためのアイディアを考えるもの

この中で一番大事なものはWhy型であると前田さんは説きます。

「なぜ?」と問うことで、例えば「その映画が成功した理由」を探ることができ、それを抽象化して他に転用できるからです。

Why型抽象化のステップは以下の通りです。

  1. 具体的な事実・情報を正確に受け取る
  2. 具体的な情報から法則や特徴などの要素を抽出し、抽象化する
  3. 抽出したものをその他に転用する

このように、あなたが見たり聞いたりして手に入れた具体的な情報を、自分のビジネス領域に概念的に適用できる形に昇華する作業が抽象化なのです。

Chan-NOB
Why??僕は具体例がないと理解できないタイプです
ご安心ください。
前田流メモ術を覚えた僕は、しっかりと本書内で紹介された具体例をメモしております。
早速自分の血肉としてメモを使いこなそうとしているのです。
この貪欲な姿勢、自分でも末恐ろしや。ですわ。
血肉が恥肉になってしまわないように気をつけます。

■ 具体的な情報を正確に受け取る
「大阪で宣伝用チラシに飴ちゃんをつけて配布したプローモションが大成功した」
「東京でもやったが、大阪の1/3程度の効果しかなかった」

■ 特徴などの要素を抽出する
「大阪人は東京人よりも直感的で目に見えるメリットの訴求に弱い」

■ 抽出したものを他へ転用する
「運営するSHOWROOMでも同じことが言えるのでは?」
「地域別の利用動向データを調べてみよう」

Chan-NOB
「事実を記録するためのメモ」にしかなっていないことは口外禁止でおねしゃす!
前田さんは実際にこれを実施しました。
SHOWROOMには、配信者のパフォーマンスへ称賛を与えるために視聴者がギフトを投げ込むことができます。
そのギフトには有料のものがあり、調査の結果、大阪人の課金単価が東京人よりも低いことがわかりました。
Chan-NOB
SHOWROOMでも↑と同じことが起きていたことがわかったのです
前田さんは「大阪人が納得いくようなコンテンツ」が用意できていないと考え、よりハイクオリティなものにしました。
そして、そのコンテンツに対して前払い式で対価を支払うといったビジネスモデルを考えました。
また、チケットが入手困難な芸人のネタをプレミアムコンテンツとして配信するといったアイディアも実行しました。
その結果、大阪人の課金単価が上昇し、業績が上がったのです。
このように「チラシに飴ちゃんがついている」具体的事例から「大阪人は東京人よりも直感的で目に見えるメリットの訴求に弱い」という抽象化を行い、自分のサービスにも転用したことが成功を導いたのです。

自分の人生の軸を見つけるためにメモを使おう

本書では、前田流のメモ術がこれでもかっ!というくらい公開されています。

具体的なメモの取り方から、実際の前田さんのメモまでさらけ出されています。

惜しげもなく技術をさらけ出してくれているのですが、前田さんはただ自分のメモ術を世に拡散したいわけではないのです。

Chan-NOB
ただただ自分を拡散したいだけのインフルエンサーとはワケが違うのだ!
このメモ術を使って「自分の人生の軸を見つけてくれ」と読者に訴えているのであります。
なんという素晴らしいメッセージでしょうか!
今まで自分の人生の軸が見つからなかった人に朗報ですよ。
前田流メモ術を身に付けると自分の人生の軸が見つかります。
もうこれで自分を探しにインドに行かずとも良くなりますよ!
大きな旅費も必要としません。
必要なのは本書と紙とエンピツのみです。
前田さんは、自分探しといって謎の旅行に出かける人の無駄使いまでも抑制してくれるのです。
もはや成人ではなく聖人ですね。背中に羽が見えます。
前田流メモ術を用いた自分探しは、先ほど述べた「具体化と抽象化」が鍵です。
自問自答し、具体化と抽象化を繰り返し行うことで己が本当に大切にしている軸を見つけるのです。
例えば「我の魅力は?」という問いに対し「一休さんもびっくりの機転の良さ」と答えたとします。
ここで終わるのではなく、さらに深く「why? Why? WHY?」と繰り返し抽象化していく。
なぜ機転が利くのか自分を俯瞰して第3者視点から考えるのです。
まずは機転が利いていた具体例を思い出し、そこから「なぜ?」を考えて抽象化していくことが効果的です。
このように、具体化と抽象化を繰り返して自分自身の軸を見つける方法こそ前田さんが伝えたかったことなのです。
本書にはおまけとして、自己分析のための前田さんからの質問が1000問も収録されています。
就活生の諸君、ヘタなセミナーなんかに足を運ぶよりも、「前田流メモ術」と「フロム前田質問フォア自問自答」を使って自己分析する方が何倍も捗るし、生涯の財産になると思うぞ!

『メモの魔力』読み終えて

メモの魔力を読み終えて

言うまでもないのですが、メモに対する意識が変わりました。

僕にとってこれまでメモは事実を記録するためのツールでしかありませんでした。

メモは第2の脳といえば聞こえは良いですが、脳のような高貴な使い方は何ひとつできてなかったな。と思います。

例えば特許を考える時なんかは、新しくメモを起こし、まっさらさらな状態からアイディアを練っていたのです。

本当にもったいないことをしてたなと自責の念に堪えません。

実験中や技術検討会など、メモを取る時に本メソッドを使って「具体化 → 抽象化」することで特許アイディアに昇華できていたはずなのです。

Chan-NOB
こんなんだから、そんなとこでくすぶってんだな僕は。
そういうことなのです。
メモを使いこなせれば、このくすぶりから抜け出すことができるかもしれません。
この本が訴える「具体 → 抽象」という技術は単なるメモ術にはとどまりません。
人の話を聞いて咀嚼・解釈し、自分のものにする力に直結するのです。
まさに己の血肉となる技術になり得るのです。
これを知ってしまったあなたは、この技術を身につけずに今後を生きることができるでしょうか?
僕はこの技術を身につけて、くすぶりを脱出しようと思います。
同じくくすぶりを抜け出したいあなたや、自分が見つからないあなたは是非手にとって読んでみてください。
Chan-NOB
ところで、予測変換で「ちにく → 恥肉」と出るのだが、なんて意味なんだ?

『メモの魔力』著者:前田 裕二さんについて

メモの魔力 著者:前田 裕二さんについて

前田 裕二さんはSHOWROOM株式会社の代表取締役社長です。

ハーバードビジネスレビュー:未来を作るU-40経営者20人にも選出される凄腕の経営者であり、本書メモの魔力は50万部のベストセラーとなっております。

SHOWROOMは、誰でも生配信が可能な双方向コミュニケーションツールですよね。

前田さんは「双方向のコミュニケーション(絆)に人はお金を払う」ということを路上ライブから学んだそうです。

稼ぐ人って、やっぱり全ての経験から気付きを得るんですね〜

僕も本書を読んでメモの大事さに気付いたので、これから稼げる人になります!

それでは、また次の記事で。

メモの魔力の要点・感想
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